本紙では米FBI、GCBが、パチスロ大手「ユニバーサルエンターテインメント」(旧名アルゼ。6425。JQ)のフィリピンでのカジノホテル建設に関する疑惑で動いていることをスッパ抜いたが、その一方で、岡田和生会長(冒頭左写真)の自宅(同右写真)に関しても疑惑が浮上して来ている。
岡田氏は現在、香港に自宅を構えているから、正確にはその前、日本での自宅だったところに関してだ。
岡田氏が香港に自宅を移したのは、関係者によれば、税金問題と密接に関係しているという。
「岡田さん個人につき、10年10月ごろ、渋谷税務署の調査が入った際、アルゼ本体はむろんグループ会社全社に対し、岡田さんは、“経理処理に関わる書類を削除しろ!”と指示を出しています。それと共に、ほどなく自宅住所を香港に移したんです」(事情通)
その自宅は渋谷区猿楽町にある。敷地面積約240坪。のべ床面積1000平方メートルを越す鉄筋造り地下1階地上2階建ての軽く10億円を超す豪邸だ。
岡田氏はここを01年6月に建てて以来、自宅として来た。