アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「武富士」京都問題土地にまた新たな動きが……

 本紙既報のように、京都の「武富士」問題の3物件は9月3日に大きな動きがあった。
(1)高島屋の隣接地は「アール・エス・ティー」なる会社に所有権移転、そして(2)京都駅前の旧同和地区、(3)北白川の山林は、所有者こそ以前の「スティーロ」のままであるものの、(1)同様、それまで共担で付いていた72億円の根抵当権は外れていた。
なお、報告が遅くなったが、前出「アール・エス・ティー」の登記上の住所地(東京都港区新橋1丁目)を覗いて来ているので、その報告をしておく。
そこは「日比谷ビルディング」(冒頭左写真)の3階との記載だった。だが、同ビル3階フロアをいくら見ても同社の看板はどこにも掛かってなかった。ただし、同じ3階にはレンタルオフィス(冒頭右写真)があった。
アール社の設立は今年7月26日と、買収のわずか1カ月少し前であることといい、なおさらダミーであろうことを確信した次第だ。

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