アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(739)SESCに警告を受けても営業を続ける無登録株式スクール

 最近、株式市場の低迷と相まって投資顧問業界は不況だ。
これには「もぐり」の投資顧問の存在も大きいというのが業界の一致した意見だ。投資顧問や証券会社など当局から認可を受けた業者以外が有料での銘柄紹介、銘柄相談を行ってはならない。本紙では何度も警告しているが、現実には未だ「月間〇〇」「〇〇サロン」、「NOTE」、「キャンプファイヤのパトロン」など違法なサイトが溢れている。これは証券取引等監視委員会(SESC)の怠慢でしかないだろう。
さて、今回はそのなかでも悪質性の高い、株式スクールについて取り上げる。受講料は数十万円もかかる。
SESCはHPで「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」とタイトルでこの手の業者の実名などを公表している
その数はこの8年余りで600近くにもなるのだが、その最新は今年6月に掲載された「オープニングベル」(代表は藤井百七郎。東海財務局公表の詳細はココをクリック。別の合同会社の名義を借りて営業していた)。 そう、あの有名な「株の学校 カブックス」を展開しているところだ。

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