アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(93)タワー投資顧問に異変か?

 兜町では最近、投資ファンド会社「タワー投資顧問」(東京都港区)に関してきな臭い噂が流れている。  約3000億円の資金を運用している同社。かつての「村上ファンド」ほど知名度は高くないが、同社の清原達郎運用部長が運用実績から100億円もの所得を手にして長者番付トップに立ち(04年度)、注目を浴びて以降、5%ルール等で同社の投資先を見て提灯買いする投資家が増え、市場でも“清原銘柄”といわれるまでになっている。 (写真=05年8月にはこんな本も登場)  このきな臭い噂とは、「多量の含み損を出し、そろそろヤバイ」というものだ。  誤解の無いように断っておくと、同社の06年度の運用実績はプラスだったようだ。  ただし、同社は小型株を中心に運用して来ており、ライドドア事件以降、新興市場が敬遠され、平均株価が大幅に下がっている状況からすれば環境が悪いのは明らか。  さらに、本紙既報のように、同社としては大型投資に当たるヘラクレス上場のIT系企業「サイバーファーム」、同上場の「エイチ・エス証券」だけで200億円近い含み損を出している。  なお、上場廃止になった不動産会社「菱和ライフクリエイト」に関しては、確かに例の事件で大暴落に会ったものの、その後の外資によるTOBで株価がかなり戻った際に売却したのでそれほど大きな損は出していない模様だ。  だが、今年に入ってからはジャスダック上場の不動産投資会社「コマーシャル・アールイー」とのインサイダー疑惑、前出「サイバーファーム」の上場廃止危機なども発生。『週刊東洋経済』(6月16日号)でも大きく書かれるなど、信用が失墜しており、運用資産額も1000億円近く減っているようだ。  こうした状況から、信用不安説が出て来ていると思われる。…

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