アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

吉本興業「中田カウス恐喝事件」騒動の深層(3)ジャーナリスト/中島文也

 前回は、大阪府警がひた隠す「中田カウス暴行事件」の全貌を報じた
だが府警はなぜ、暴行を加えてまで、カウスを立件しようと躍起になっているのか……。今回は、その背景についてレポートする。前回に引き続き、府警の内部事情に詳しい捜査関係者が語る。
「実は捜査4課の大野班は、カウスによる『恐喝事件』の『被害者』である中邨秀雄・元吉本興業会長(冒頭写真)から被害届が出る半年以上も前から、吉本やカウス周辺の内偵を始めとった。それはある人物からの?情報提供?がきっかけやったんや」
その人物とは一体、誰なのか。捜査関係者が続ける。
「大阪で『DS』という会社を経営してる『M』という人物や。今でこそ、国内外にいくつもの会員制リゾートホテルを持っとる?実業家?として知られてるが、昔は菱形(山口組)の中でも武闘派として知られた組におった、バリバリのヤクザやったんや」
実はこのM(63歳)については、アクセスジャーナルでは過去2度、一連の吉本興業のお家騒動の仕掛け人として、その存在を報じている。
また、Mは部落解放同盟飛鳥支部の元支部長で、山口組最高幹部から国会議員まで幅広い人脈を持ち、昨年11月に死去した同和フィクサー、小西邦彦(右横写真)との関係も明らかにした。今度は吉本興業関係者が語る。

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