3月6日、在日外国人からの25万円の献金で外相を引責辞任した前原誠司氏(冒頭写真=「毎日」3月7日一面記事)だが、いま発売中の『週刊文春』は、計100万円のパーティー券などを買ってもらっていた2社などは暴力団との関係が噂されるとして3Pの記事(下写真)にしている。
もっとも、この文春記事を見ても具体的な組名は書いていないし、この元X組の構成員だったS会長の逮捕歴も競馬予想情報会社時代の脱税の件しか載っていない。
実は本紙は08年から09年にかけ、このS会長のことを複数回に渡り取り上げている。そして、そのなかで前原氏のことも触れている。しかも、この件は新興宗教「真如苑」の霊園開発を巡って巨額のカネを脅し取った疑惑の件だった。
ただし、この疑惑の件、本紙の取材によれば、悪質なのはS会長側ではなく、S会長の会社と共闘していた複数の大物ヤメ検が天下っている危機管理会社の方。前原氏との関わりを問題にするなら、それ以上に、この危機管理会社と大物ヤメ検を問題にしないと不公平というものだろう。
というわけで、以下に解説と共に、本紙の過去記事を紹介しておく。