アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「日本リスクコントロール」社長の豪邸謄本に登場する“魑魅魍魎”(つづき。大物ヤメ検と元マルサ)

 本紙は9月8日、企業防衛の「日本リスクコントロール」(東京都中央区)の寺尾孝文社長の地元豪邸(冒頭左写真)の謄本を材料に、怪しい人脈を紹介したが、まだ続きがある。
その前に、日本リスクコントロールの入居ビルには、「電子遊技機工業協同組合」というパチスロ機の実質、警察認定機関も入居している(冒頭右写真。ビル入り口の看板)。
この組合の理事長である黒澤正和氏は、元警察庁生活安全局長。
そして、日本リスクと同組合が同じビルに入居していたのはもちろん偶然ではない。
同組合の専務理事に就き、つまり実質、同組合を仕切っているのは寺尾氏だからだ。
さて、本題に入ろう。
前回、報じた人脈の中に、街金最大手だった「アイチ」(倒産)の森下安道元社長の関連会社があることも報告した。
(1)森下氏関連会社が競売申請しながら、寺尾氏は実質、自己競落している、(2)その自己競落資金も別の森下氏関連会社が融資しているーーこの事実から、両者は親しい関係にあるとみていい。そこで、この会社を訪ねてみた。

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