既報のように1月28日、「東京魚市場卸協同組合(東卸)」の理事選(定数30)が行われ、豊洲への築地市場移転の反対派、賛成派それぞれ15名が当選した。
理事選には35名が立候補。100名の総代が投票し、4票を得た4名は即、当選決定。そして3票が27名で、4票の4名を加えると定数を1名上回ることから、くじ引きで3票を得た1名が落選となった。その1名とは、奇しくも、本紙が追及している東卸を巡る重大疑惑の中心人物である移転賛成派の現・伊藤宏之理事長(冒頭写真)だった。
これを受け、2月1日、理事長選がある。
理事長は、今回選ばれた30名の理事の互選で決まる。