アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>初公判ーー未だ「私は無罪」と主張する、SFCG元社長・大島健伸被告

 本紙で案内したように、1月27日、民事再生法違反(詐欺再生)などに問われている大島健伸被告(62)の初公判が東京地裁であった。(冒頭写真=「毎日」1月28日朝刊記事)
検察側は冒頭陳述で、大島被告が社長を務めていた大手商工ローン「SFCG」の経営が悪化した08年9月ごろから、大島被告は社員に指示し、大島ファミリー企業(「白虎」など)にSFCGの債権を無償譲渡(虚偽登記)し、債権者やSFCGに損害を与えたと主張した。
これに対し、大島被告は「私は無罪です。適正価格による債権譲渡です」と全面否認した。
傍聴した関係者によれば、大島被告は白髪が目立ち、やせた感じがしたものの、裁判長をシッカリ見据え、無罪主張するその態度は堂々としていたという。
だが、その裁判で大島被告の主張が通るとはとても思えない。
本紙は、この事件を大手マスコミに先駆け、しかも内部資料をいち早く入手し詳しく報じて来た。
今回、大島被告が罪に問われている大島ファミリー企業「白虎」への債権譲渡についてもだ。

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