アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「君島インターナショナル」が、家賃37万円の事務所で得た驚愕の引っ越し代

 旧聞に属する話だが、世界的なファッションデザイナーだった君島一郎氏の庶子で、元女優の君島十和子の夫としても知られる君島誉幸氏(明から改名)が社長を務める「君島インターナショナル」が、地上げに伴い法外な引っ越し代をせしめていたことがわかったので報告する。
本紙既報の明治建物が手掛けた東京都渋谷区神宮前4丁目の地上げにおいてで、約4年前の話。
同じ神宮前4丁目に移転し、現在、その場所では、十和子さんが独自ブランドの化粧品などをプロジュースしたお店「フェリーチェトワコ」が営業している(写真2点とも)。
当時、君島インターナショナルが借りていたのは「アリア神宮 前」という3階建てビルの2階の一室だった。広さは約60?で家賃は37万円だったという。
この一帯を地上げした関係者が証言する。
「この地上げでは、早急な引っ越しを求めるものだったので、預かり金全額返却、退去までの家賃無料、なおかつ家賃12カ月分を明け渡し費用として支払うとの条件を提示してました。ハッキリいって、かなり入居者優位の条件だったと思います」
この条件を君島インターナショナルに当てはめると数百万円、どんなに高額でも1000万円を超えることはない。何しろ、月37万円の単なる賃借人だ。当然だろう。だが、そんな額では済まなかったという。

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