アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

OHT株問題で失踪中弁護士(宮崎緑の元夫)の背後の闇人脈

東証マザーズ上場の検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(広島県福山市)の信用取引を巡り、株価急落(左写真。上のチャートは、極めて似た動きをしている「山水電気」分)により、投資家の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている。  その投資家の多くは、同じ弁護士(53)に借名していた模様で、その弁護士は現在、失踪中なのは大手マスコミ既報の通り。  株価操作の疑いもあり、証券取引等監視委員会も情報収集しているとされるが、未だ事件化していないことからこの弁護士の名前はまだ伏せられている。  この弁護士、椿康雄氏という。  六本木ヒルズのなかに「椿総合法律事務所」を構え、10数名の若手弁護士を使い、長者番付にも名を連ねていた。  そもそもは外国企業の日本進出の手伝いなど国際間の法律問題を扱う渉外弁護士だが、いつの間にか闇の人脈と関わり、その高額報酬に魅せられ、“危ない上場企業”の新株発行等の業務にも関わるようになった。その構図は本紙既報の懲戒処分を受けた佐竹修三弁護士と同じ(2人の顧客は重なっていた)。  そして東証1部、音響機器メーカー「山水電気」(東京都渋谷区)、つい先日、仕手筋(関澤賢治等)が逮捕された大証2部、二輪車用塗料最大手「川上塗料」(兵庫県尼崎市)の株にも関係していたとの情報もある。  そんな椿弁護士だが、20年近く前、ニュースキャスターなどでいまも活躍している宮崎緑さん(右写真)と結婚していたことはまだ余り報じられていない。  1988年3月に結婚。約1年後に長男が生まれたが91年5月、結婚3年余りにして協議離婚。長男は宮崎さん側が引き取っている。  離婚を報じる『週刊新潮』(96年6月20日号。左写真)によれば、2人は長老弁護士が仲介した「見合い」で知り合い、わずか2カ月余ほどでスピード婚約したとされる。  だが、椿氏と親交のあったある兜町関係者はこんな感想を漏らす。 「私は森下さんの紹介かと思っていました。そう、街金『アイチ』を率いていた森下(安道)さんですよ」  この関係者によれば、椿氏は森下氏のところに出入りしていたはずだという。  森下氏はアイチを倒産させた後、サラ金「アイライフ」」などを経営。その元には企業倒産情報(2000年11月倒産の「赤井電機」民事再生法の弁護士は椿氏。当時の香港支援企業は「山水電気」も傘下に収めていた)、不動産の地上げ、手形割引などさまざまなトラブルに関連した案件が持ち込まれていた。 「椿さんと上里さんはニコイチの関係でしたよ。上里さんは森下さんの紹介でしょう。“四谷グループ”(森下氏の拠点が同住所なので)といって、そのなかには大場(武生)もいます」(同) 「上里さん」とは、懲戒された佐竹弁護士に関する記事で紹介した金融ブローカーの「上里修司」氏のこと。  2人で手がけていた案件としては他に東証1部、ダイカストメーカー「東理ホールディングス」(東京都中央区)などもあるという。  さらに2人が仕掛け中だった銘柄として、IT系のT社もあるというが、さて、椿氏の失踪で彼らの思惑通り行くのかどうか。  それにしても、なぜ、宮崎緑さんを森下氏が紹介と、前出・関係者は見るのか。 「森下さんは“芸能界のドン”と言われた周防郁雄氏と懇意で、その関係からたくさんの有名人、芸能人とも親しい。女優だったマリアン(右写真)が、バブル時代にゴルフ場などを手がけていた五洋物産の佐藤友久と結婚(後、離婚)したのは森下氏の仲介ですしね」(同)  森下氏、佐藤氏の父、それに塀の中に落ちた「東京相和銀行」(現・東京スター銀行)の長田庄一とで闇人脈の“三羽烏”と呼ばれた時期もあった。…

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