アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

OHT株問題で失踪中弁護士(宮崎緑の元夫)の背後の闇人脈

東証マザーズ上場の検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(広島県福山市)の信用取引を巡り、株価急落(左写真。上のチャートは、極めて似た動きをしている「山水電気」分)により、投資家の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている。
その投資家の多くは、同じ弁護士(53)に借名していた模様で、その弁護士は現在、失踪中なのは大手マスコミ既報の通り。
株価操作の疑いもあり、証券取引等監視委員会も情報収集しているとされるが、未だ事件化していないことからこの弁護士の名前はまだ伏せられている。
この弁護士、椿康雄氏という。
六本木ヒルズのなかに「椿総合法律事務所」を構え、10数名の若手弁護士を使い、長者番付にも名を連ねていた。
そもそもは外国企業の日本進出の手伝いなど国際間の法律問題を扱う渉外弁護士だが、いつの間にか闇の人脈と関わり、その高額報酬に魅せられ、“危ない上場企業”の新株発行等の業務にも関わるようになった。その構図は本紙既報の懲戒処分を受けた佐竹修三弁護士と同じ(2人の顧客は重なっていた)。
そして東証1部、音響機器メーカー「山水電気」(東京都渋谷区)、つい先日、仕手筋(関澤賢治等)が逮捕された大証2部、二輪車用塗料最大手「川上塗料」(兵庫県尼崎市)の株にも関係していたとの情報もある。
そんな椿弁護士だが、20年近く前、ニュースキャスターなどでいまも活躍している宮崎緑さん(右写真)と結婚していたことはまだ余り報じられていない。

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