アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

疑惑のシルバー精工“仕手人脈”とも繋がっていた、グッドウィル・クリスタルを結びつけた公認会計士

編み機や事務機メーカーで、業績不振が続く東証1部「シルバー精工」(本社・東京都新宿区。斉藤大社長)が複数の仕手筋の介入を許し、会社資産が食い潰されている恐れがあることは本紙指摘の通り。  その仕手筋は大きく3グループに分かれるようで、増資引受を行ったグループは引き受け価格より同社株価を上げたいところだが、5月1日に発表されたように、業績予想の下方修正をするようではそれは望めない(写真=シルバー精工の株価チャート)。  もっとも、世界的プロシンガーのスティーヴィー・ワンダーの来日公演に関し、スポンサーに名乗りを挙げるなど、イメージ・アップ=株価アップの努力をしていないわけではない。  そして最近、「創研」同様、子会社化し、株価アップを画策していたことを本紙は掴んだ。  結果はうまくいかなかったのだが、そこで仲介役を行っていたのが、東証1部、軽作業派遣と介護が2本柱の「グッドウィル・グループ」(本社・東京都港区。折口雅博会長)が昨年11月、人材派遣会社「クリスタル」(京都市。林純一オーナー)を買収した際、裏で動いた人脈の1人というのだから興味深いではないか。  その人物とは、大阪の公認会計士・中澤秀夫氏。  子会社化しようとしたのは、上場を取り消した婦人服の「ワールド」の子会社だったW社(本社・東京都港区)。上場廃止になったあの「アドテックス」の子会社を最近、100%子会社した情報通信分野の企業。 「年商40億円ほどの、いま流行のIT系企業。シルバー精工はこの方面の技術は乏しいですから、買収がうまくいけば株価吊り上げには持って来いの相手だったと思います。株式交換でやることを検討していました」(関係者)  この件をW社社長に直に持ち込み、そして両者の間に立っていた当事者がまさに中澤氏だったという。  ところが、本格的な交渉に入ろうとする直前、本紙指摘のように複数の仕手筋がシルバー精工に介入している事実がW社社長の耳に届き、W社は引いたという。 「中澤さんに対し、W社社長は、“なぜ、そんなリスクある話を持ち込むんだ”、“それだけで、うちの信用に傷がつくじゃないか!”と、どやしつけていましたね」(同)  どういう経緯で中澤氏が登場したかは不明ながら、“危ない上場企業”に絡む主な公認会計士、仕手筋、株式ブローカーなどの面々は極めて限られている。したがって、リンクしても少しも不思議ではない。  いずれにしろ、この事実を見れば、クリスタル買収の件で動いた中澤公認会計士が、決して清廉潔白な人物でないことだけは確かだろう(なお、シルバー精工は5月21日、役員異動に関するお知らせを行う。そのなかで、ワシントングループの藤澤賢憲氏は取締役を退任予定)。…

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