本紙は「シールド」(本社・東京都中央区。冒頭右写真)なる企業のクロマグロ詐欺疑惑を追及して来た。
いまや店仕舞いのためか、同社役員からは抜けているが、その主犯は中村浩一郎氏(冒頭左写真)なる人物で広域暴力団出。当局も捜査に動いている。
ところが、そんな疑惑の同社のパンフレットを覗くと、驚くなかれ、中華人民共和国などの錚々たる地位の者が多く同社顧問に就き、中村氏とツーショット写真などに納まり、これ見よがしに掲載されている。
そのなかには元駐日大使もいれば、元国家主席の実子もいる。また、人民解放軍参謀本部の現役部長もいる。中国共産党全人代の元代表もいる。チベットラマ教教祖夫婦も。さらには、北朝鮮の金正日総書記の後継者といわれていた金正男氏も(以下にそのパンフ部分を転載)。一方、そのなかには顧問だけでなく、シールドグループの取締役になっている者もいる。(横写真=昨年3月26日「静岡新聞」)
これはいったい、どういうことなのか?