アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

武富士・武井一族で株処分を巡って内紛か?

ご存じ、東証1部の大手サラ金「武富士」(本社・東京都新宿区)に関しては、何やら不穏な動きがあることはこの3月13日にも報じた通りだが、その後、さらに新たな動きをキャッチしたのでお伝えしておこう。  今度の現場は、武井一族が住んでいる東京都杉並区内の豪邸(写真)を巡るものだ。通称、「真正館」と言われ、かつては武富士社員の社員研修場としても利用されていたが、思わぬかたちで、ここに東証1部、わが国を代表する不動産会社「三菱地所」(東京都千代田区)が関わっていたのだ。  この3月30日付けで、東京地裁から、この不動産の10分の9について処分禁止の仮処分命令が下っていたのだ(写真はその建物・土地謄本)。  この不動産の価値は20億円は下らないと見られる。いったい、三菱地所との間に何があったというのか。  実はこの不動産を所有しているのは謄本のように武井一族ではなく、「大央」という武井ファミリー企業(武井一族で株式の70%、後は「公保」という別の武井ファミリー企業所有と見られる)。  その大央は、「四季報」を見ても出ているように武富士の株5・1%を所有している。 気になるのは、この大央の代表者が親族間でごく短期間に入れ代わっている事実。  故・武井保雄元武富士会長の妻・博子氏が代表だったところ、2005年4月に辞任し(取締役も。以下、同)、代わって代表に就いたのが長男の俊樹氏。ところが、この俊樹氏も昨年1月に辞任し、以降は現在、武富士の代表取締役専務を務める次男・健晃氏がこちらの代表にも就いている。 「武井一族間で所有する株式の売却を巡ってゴタゴタが起きていると聞いている。娘婿の高島望氏も動いている。どうやら、りそな銀行が武富士の経営権に色気を見せているようだ」(事情通)  確かに、みずほ銀行も含め、メガバンクが軒並みサラ金事業に乗り出す中、独立系である武富士にりそな銀行が関心を寄せても不思議ではない。  もっとも、こうした動きと今回の仮処分がどうリンクするかはいまのところ不明。今後も新たな動きが判明次第、お伝えしたい。…

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