アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(51)「本当に危ない!?」と噂される東証1部企業

本紙でも何度か取り上げている川上八巳被告を始めとする「梁山泊」関係者は、取り調べの過程で、“危ない上場企業”を何度も“食って”いたことが明らかになっている模様だ。  なぜか、未だ「アイ・シー・エフ」(現オーベン)については実名を上げない大手マスコミが多いが、彼らはまず同社を食い、その利益で持って「ビーマップ」株を買い占めた。 そしてアイ・シー・エフ株に関しても株価操作疑惑が出ているが、彼らが食う手段はそれだけではない。自分たちの息のかかったオンボロ会社と業務提携させ、さらには新規事業を拡大するためには買収した方がいいと高値で買わせ子会社にさせる。  典型例はコインパーキングの「エイチ・エヌ・ティー」。株式交換によるとはいえ、債務超過だったと思われる同社を約15億円もの高値で買わされた上、同社オーナーだった人物に5億円貸して一部が焦げ付いたと見られる。挙げ句、買収約1年半後に同社は倒産した。  このように役に立たないような会社を買わせたり、本来、認められない借金をして踏み倒すなど、2度、3度食うのが彼らの手口と思われる。  そして最近、「あるいは似たようなことになるのでは?」と、兜町筋で話題になっているのが東証1部、編み機や事務機メーカー「シルバー精工」(東京都新宿区)なのだ。  同社に斎藤大氏なるとかく話題の人物が、第3者割当増資を投資組合代表として引き受けるなどして乗り込んだ。その発表があったのは昨年9月にことだが、この翌日、同社株は異常な出来高となり、株価が跳ね上がったのは本紙既報の通り。そして同年11月末、斎藤氏は社長に就任する。  その斎藤氏の下、今年2月21日、「創研」なる電子部品メーカーを買収すると発表した。事業拡大のためとして、その価格は約39億円。同社の年商に匹敵する大きな買い物だ。ところがこの会社、06年3月期の売上は約25億円あるとされるが、2億円の赤字会社なのだ。なぜ、これだけの高値で、しかも以前から同社にアウトソーシングしていた関係のところ、わざわざ子会社にする必要があったのか? ちなみに、この発表直後も同社株の出来高はかなり増え、株価も顕著に上がった。  この詳細に関しては、追って報告するつもりだ。  …

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