アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「菱和ライフクリエイト」西岡進前社長の近況(目黒区内で地上げに協力)

 東証2部上場の不動産会社「菱和ライフクリエイト」(東京都渋谷区)の西岡進前社長(52)、東京・新宿駅前ビルの虚偽登記で、広域暴力団山口組系後藤組の後藤忠政組長(公判中)等と共に逮捕されたものの、一審判決は無罪となり、この2月27日には無罪が確定したのはご存じの通り。  とはいえ、昨年11月には4億円の損害を与えたとして、菱和ライフから特別背任容疑で警視庁に告訴されている。また、現在、検討されているTOB後、菱和ライフは上場廃止になる見込みで、やはり彼の社会的責任は大きいといわざるを得ないようだ。  そんな西岡社長の近況が、彼のファミリー企業「日本ライフクリエイト」(奥さんが代表。西岡氏も役員)絡みでキャッチできたのでお伝えしておこう。  現在、東京都目黒区内の約300坪弱の土地が売りに出ている(写真。まだ建物は建ったまま)。目黒通りに面した一等地(角地)ということで、20億円はする物件だ。  ただし、この地上げを行ったのは日本ライフクリエイトではない(土地は計9筆ある)。  この一画では、つい最近までS信用金庫の支店が営業していた。その土地(4筆)はその信用金庫が以前から所有しており、その分に、すでに土地所有者の同意を得た分(2筆)、それに以前からS信用金庫の代理で不動産事業を行っている会社が買収した分(3筆)を併せたものだ。  これに日本ライフクリエイトがどう絡んでいるかというと、S信用金庫の代理で不動産事業を行っている会社が買収した3筆の土地代金を融資してあげている。その証拠に、この土地には日本ライフクリエイトを抵当権者として4億9000万円の抵当権が設定されている(共同担保)。  設定された時期はこの3月2日。前述のように無罪が確定(2月27日)した直後のことだ。  とはいえ、融資を受けたのは実質、S信用金庫といっていい。まさか、あの菱和ライフクリエイト事件のことを知らないわけでもあるまい。  しかも、地上げのプロによれば、日本ライフをわざわざ使ったのは、「実際の売却価格と書面上の売却価格を違え、裏金などを作ることに協力してくれる相手と見ているからではないか。10億円ほどなら調達できるだろう。それでなければ、S信金が融資すれば済む話」と見る。  となれば、なおさら疑問は膨らむ。  そこでS信用金庫、それにS信用金庫の代理会社の親会社にこの間の経緯などについて書面で取材申込したのだが、S信用金庫は「確かに○○さん(代理不動産会社の代表)とは取引関係にある」と認めただけで、後は「個人情報につき、答えられない」の一点張り。一方、代理会社の方は指定期日までに返事がなかった。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧