アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「安普会」の仕切り役の報復? 『週刊ポスト』疑惑報道で注目されるある暴力団幹部逮捕事件

 今週発売の『週刊ポスト』記事(右写真。4頁特集)が永田町界隈で話題を呼んでいる。  詳細は記事をお読みいただくとして、この記事の主人公は、あの耐震偽装事件の主役の一人、「ヒューザー」小嶋進社長(当時)が国会で証人喚問された際(左写真)、国交省幹部に会えたのはこの人の仲介のお陰と名前を挙げた飯塚洋氏(50)。当時、安倍晋三総理の政策秘書を務め、小嶋氏が同秘書と面識を持ったのは安倍首相の私的後援会「安晋会」メンバーになっていた関係から旨答えた人物。本紙でも既報の通り。  その飯塚氏、この3月末で秘書を辞任するという。  そのことと、公営ギャンブであるモーターボート・レースの千葉県内舟券売り場誘致で飯塚秘書が口利きをし、その見返りに高級乗用車2台をプレゼントされた疑惑があり、その件を右翼団体に糾弾されていただけでなく、その渦中に足を複雑骨折していたことが何らかの関係あるのではないか、という内容だ。   今回記事が注目を集めている最大の理由は、もちろん、この疑惑が事実とすれば安倍総理の地位も危なくなるからだが、この骨折があったとされる昨年11月以降、この件で糾弾をしていた右翼団体関係者が逮捕されており、報復による別件逮捕との見方も出ているからだ。  記事では、飯塚秘書を糾弾した団体名は伏せられているが3団体ある。  「大行社」、「菊守青年同盟」、それに「水心会」。  大行社は「日本青年社」と並ぶわが国最大の右翼団体。「菊守青年社」も大組織で、共に本部は東京にある。  これに対し、「水心会」は長崎市に本部がある。そして同会は右翼団体ではなく、広域暴力団・山口組系直系組織。  この水心会の本部長の肩書きを持つ水田重規容疑者(37)が、警視庁組対4課により長崎市内で逮捕されたのは今年1月31日。容疑は銃刀法違反(譲渡)。 「水田は数百万円の借金の担保に、回転式拳銃3丁と実弾27発を長崎市内の建築士に預けていた」(取材した記者)  この水田容疑者、1994年にはトラブルで山口組を破門になった旧・松本組幹部に発砲し、殺人未遂と銃刀法違反で逮捕され、長期服役していた。…

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