アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

首吊り自殺していた「USEN」宇野康秀社長の兄

本紙がいち早く報じた(3月23日)この件 、明日発売の『週刊新潮』も記事にするというので、さらに詳細をお伝えしたい。
本紙が得た情報によれば、ヘラクレス上場「USEN」(東京都千代田区)の宇野康秀社長(44。左写真)の兄・康彦氏(右写真)が自殺したのは警視庁麻布署管内の自宅だという。享年46歳だった。
後には高齢の母、それに奥さん、まだ小学生の一粒種が残されたようだ。
「康彦さんはバツイチで、現在の奥さんとは社内結婚だと聞いています」(知人)
それにしても、死因は何なのか。
弟の康秀氏は明治学院大学卒後、リクルートコスモス勤務を経て、現在、ジャスダックに上場している人材派遣会社「インテリジェンス」を創業。それに対し、兄は同志社大卒後、リクルートを経て、先に父が創業していたUSENの前身・大阪有線社に入社。専務を務めていた。
兄であることに加え、そうした経緯だけに、1998年の父の死去後、それまで同社と関係なかった弟・康秀氏に後継社長の座を譲ったことは、いくら「経営力、決断力ともに弟の方がはるかに上」と関係者が誰もが認めるとはいえ、やはりショックには違いなかったようだ。
しばらく海外で充電期間を送り、帰国後、「デジタル・プレス・ネットワーク」を設立。だが、事業はことごとくうまくいかず、ほどなく自己破産しているはずと前出の知人は漏らす。
とはいえ、その知人は、決してそうした失意で自殺するようには見えなかったという。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧