アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(41)サイバーファームとタワー投資顧問

 ヘラクレス上場「サイバーファーム」(沖縄県那覇市)の株価が連日、大幅下落している。  本紙でも指摘のように、架空取引が原因で実質、破綻した東証2部に上場していた「アイ・エックス・アイ」(本社・大阪市)と取引があり、3月1日、「サイバーファームも不正取引に関わって決算を粉飾した疑いがあることがわかった」などと一部で報道されたのでは、嫌気する売りが続くのも無理はない。  6日連続で、この間、36万円だった株価は21万円と、40%以上下落している。  名義上、同社の筆頭株主は「バンクオブニューヨークGCMクライアントEIMG」となっている。だが、バンクオブニューヨークは名義を貸しているだけで、実際に投資しているのはあのタワー投資顧問。「ゴールドマン・サックス・インターナショナル」などもそうだ。  大量保有報告書によれば、タワー投資は平均して36万円程度でサイバー株を取得した模様で、その投資額は約90億円、保有割合は約43%。したがって、その含み損は40億円近くにもなると見られる。  タワー投資の清原達郎・運用部長は周知のように、東大卒後、野村証券に入社、スタンフォード大学でMBAを取得した人物。村上ファンドを率いていた村上世彰被告同様、一般投資家の根強いファンがおり、小判鮫商法よろしく、タワー投資が買った株には提灯外買いがついたものだ。だが、サイバーについてはライブドア・ショックの時も悪い噂が出ていたし、本紙指摘の東証2部「アーバンコーポーレイション」との取引など“予兆”はあったことを思えば、今回で化けの皮がはがれたとの評も出ている。  タワー投資顧問は、同じくライブドア・ショック絡みでいろいろ取り立たされたヘラクレス上場「エイチ・エス証券」(東京都新宿区)株も約23%保有。その所得額は約170億円と見られるが、こちらは営業赤字が続き、平均取得価格より50%以上下落し、約100億円もの含み損を抱えていると見られる。…

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