アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「未だ切れてなかった、安倍首相と疑惑の北海道霊園との関係」

以下に「案内状」を掲げたように、近く都内のホテルで、高橋幸雄氏の長男(現在、霊園の代表を務める)が結婚式を挙げる。  本紙が得た情報によれば、この案内状を出した名簿のなかには、安倍首相の母親・洋子さん、それに妻・昭恵さんの名前もあったという。  冒頭に掲げた写真は、その疑惑の霊園に立つ母・洋子さんが寄贈したことになっている観音像だ(左写真は、右写真観音像の台座を拡大したもの。「洋子観音像」と呼ばれる)。  また、以下の写真(登記簿)のように、この霊園を経営する社団法人「中央公益札幌」の理事には洋子さん(97年12月?04年10月)、さらに安倍首相の政策秘書を務めていた松永隆氏(05年12月?06年6月)もつい最近まで就任していたのだ。  この霊園の疑惑に関しては、以前の本紙記事を参考にしていただきたいが、改めて平易に解説すればこういうことだ。 (写真のように、霊園内には「北方領土返還」の願いを込めた洋子さん寄贈、父・安倍晋太郎元外相の名前の入った碑もある)  この霊園は北海道一の規模(総面積約30万坪。墓石は3万基以上)を誇るが、経営難に陥った際、高橋幸雄氏が30億円の持参金を用意して理事に就任、その後、実質、乗っ取り、現在、息子の敏彦氏を代表理事につけている。  高橋幸雄氏はかつて“北海道のミニ政商”と呼ばれ、広く事業を営んでいたが、バブル崩壊でグループ企業は事実上、倒産となり、最後に残ったのがこの霊園だった。  そのため、グループ企業を破産ないし民事再生申請する直前、グループ企業のめぼしい不動産を親しい企業に買い取ってもらうかたちにして資産処分逃れを行った疑惑がある。その買い取り費用は、この霊園の墓石事業に自分の息のかかった数多くのダミー企業を参入させてバックマージンを取り、その一部を複数のダミー会社経由で裏から流している疑惑も出ている。  要するに、脱税、詐欺再生など数々の疑惑があるのだが、そのため、摘発を回避するため、安倍首相の政治力を利用した可能性があるのだ。  なお、めぼしい資産を買い取った相手方として東証2部上場の不動産会社「アーバンコーポレイション」も登場する。かつて同社顧問を務めていた橘田幸俊氏もこの霊園の理事に就いていたのは決して偶然ではないだろう。  洋子さんと同時に、“ノンキャリのドン”と言われた元熊本国税局長の谷部龍二氏(現在「博報堂」顧問)が理事に就任していたのも国税対策と見ていいだろう。  もっとも、安倍晋三氏が首相になったことで、さすがにまずいと安倍首相側は関係を絶ったと思われたが、腐れ縁から、どうしても今回の結婚式には出ざるを得ないということだろうか。  だが、本紙にこの事実をすっぱ抜かれてまでなおも出席するのか、要注目だ。 ○参考文献 「北陸銀行に燻る不良債権処理の重大疑惑」『財界展望』03年5月号。 「たかをグループへの巨額融資消失のカラクリ」(同)03年6月号。  共に筆者は本紙・山岡。…

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