アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「シスウェーブ」に介入した名うての株式ブローカー・大場武生氏の狙いと人脈(第1回)

 古くは旧三和銀行雪が谷支店の不正融資、倒産した「ホテル瑞凰」の整理、「大盛工業」(東証2部)の株価操作など、数々の経済事件に関与し、その世界では有名な大場武生氏ーーその大場氏が、半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)に介入した。
 有名人だけに、自分の名前こそ出していないものの、「N&Mマネージメント」なる会社を通じてであることは、すでに本紙既報の通り。
「大量保有報告書」によれば、いま現在も、「N&Mマネージメント」は約18%の大株主(一時、約28%保有)。
それどころか、詳細は別の機会に譲るが、この6月末の定時株主総会を経てシスウェーブの社長に就いた宮嶋淳氏の背後にも大場氏の影が見えるのだ。
本紙の既報関連記事を見た関係者から情報提供があり、大場氏介入の全貌がほぼ見えて来た。驚くべきことに、大場氏の背後には完全な反社も関わっていた。
数回に渡り、シスウェーブに介入した大場氏の狙いや人脈など、その全貌をレポートする。
まずは、その資金源だ。

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