アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<現地取材2>沖縄・高江“オスプレイ・パッド”建設――住民の裏をかいて資材を搬入した工事業者に反発強まる

 9月9日の「オスプレイ配備反対」沖縄県民大会取材の翌日、本紙記者は、在日米軍施設「北部訓練場」内のヘリパッド建設反対運動の現場を訪問した。
北部訓練場は、総面積約80平方キロメートルに及ぶ広大な森林地帯で、“やんばるの森”と呼ばれている。ここは米海兵隊が管理する「ジャングル戦訓練センター」だ。この地で今、計6つのヘリパッド(着陸帯)建設が進行しており、完成すれば東村・高江という集落がヘリパッドに取り囲まれてしまう。まして、ヘリパッドを利用するのは“構造的欠陥機”オスプレイだ。
高江の住民は2007年以後、ずっと座り込み等で建設工事に抵抗してきた。今年に入って、下地幹郎代議士(国民新党)の親族企業「大米建設」が沖縄防衛局から工事を受注してからは、ますます問答無用、手荒に工事を進めてきた。
9月7日、琉球朝日放送(QAB)は住民にとって衝撃的なニュースを配信した。ヘリによる空撮映像でわかったことだが、訓練場内にはすでに大量の砂利や重機が準備されていた。つまり、住民の裏をかいて別のゲートから工事資材が運び込まれていたのだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧