去る2月4日、安倍晋三首相の地元・山口県下関市の市議会選挙の投・開票があった。
本紙既報のように、下関市においては、安倍氏の“国家老”といっていい江島潔市長(写真)に官製談合を始め選挙違反など数々の疑惑が出ている。
だが、安倍首相は疑惑発覚後も江島市長を支援し続け、すでに江島市長は4期目を務めている。
そうはいっても、公共工事始め、中央とのパイプを持つ市長や与党・自民党に刃向かう動きは、地方においてはなかなか起こり得ないのだが、今回市議選では、安倍氏が首相に就任したというのに、ついに目立った動きが見られた。