5月からの三角合併解禁で、海外企業が日本企業をM&Aする場合、これまで認められていなかった自社株(外国株)による株式交換で日本企業を買収することが可能になるのはご存じの通り。そのため、巨大な時価総額を背景に、海外企業による日本企業買収が活発化すると見られる。
買収手法としてはTOB(株式公開買付)が一般的。その場合、買収を成功させるために直近の時価より買付価格は高くなる傾向にあり、そのプレミアム平均は25%と言われる。したがって、M&Aされる企業の株を買っておけば、それだけで25%儲かることになる。