アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(35)海外企業による三角合併解禁で最注目される企業

5月からの三角合併解禁で、海外企業が日本企業をM&Aする場合、これまで認められていなかった自社株(外国株)による株式交換で日本企業を買収することが可能になるのはご存じの通り。そのため、巨大な時価総額を背景に、海外企業による日本企業買収が活発化すると見られる。 買収手法としてはTOB(株式公開買付)が一般的。その場合、買収を成功させるために直近の時価より買付価格は高くなる傾向にあり、そのプレミアム平均は25%と言われる。したがって、M&Aされる企業の株を買っておけば、それだけで25%儲かることになる。 こうしたなか、いま兜町で最有力候補に上がっているのが東証1部、総合非鉄金属大手「住友金属鉱山」。 時価総額は約9380億円だから、過半数の株式を握るとなると約4690億円分の自社株がいる。これに対し、住友金属鉱山が保有する金やニッケル、銅など埋蔵資源の価値は約8兆円とも見られる。しかもROEは19・1%と高い。業績予測も極めていいと来ている。 もちろん、お手頃価格といっても、圧倒的なシェアの大株主がいれば買収は困難だが、住友金属鉱山は別子銅山から始まる住友家の本家本元にも拘わらず、そうした存在はない。 「だが、外資が買収に乗り出せば、住友グループは面子にかけても防戦買いし、阻止しようとするでしょう。となれば、株価は急騰する」(兜町事情通) 要するに、どう転んでも株価は釣り上がるというわけだが‥‥。…

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