防衛省広報課が、『赤旗』の問い合わせに対し、イラクに派兵された自衛隊員(5500名)の自殺者が7名と、昨年3月の国会答弁時から2名増えていたと報じている。
防衛庁はもちろんイラク派兵の関係について認めてなどいない。
だが、イラク現地で死者こそ出なかったものの、ロケット弾の攻撃を受けたり、市街地を車両で移動中に銃撃を受けたりしたことを思えば、現地での精神的ダメージが原因でないと断定はできない。もっと極限状態と思われる米国のイラク帰還兵の3割が精神疾患の症状(昨年3月段階)を訴えているとも言われる。