アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(21)ついに動き出した!? 「武富士」京都駅前遊休地

 東証一部上場の大手サラ金「武富士」(本社・東京都新宿区。近藤光代取)の創業者・武井保雄氏(故人)が残した最大の負の遺産は、バブル時代にファミリー企業を使って仕掛けた京都の地上げだった。 俗に“京都3物件”といわれ、(1)京都駅前の旧同和地区(写真。約3300坪)、(2)高島屋隣接地(約2100坪)、(3)北白川の山林(約5万2000坪)で、こららに簿価で軽く2000億円以上を投じた。 だが、地上げは失敗に終わり、特に(1)の物件は武富士の経営に悪影響を与えただけでなく、未だに広大な遊休地(駐車場になったまま)として放置させられているということで、国際観光都市・京都の発展のためにも支障を来しているともいえる。 (写真はその駅前遊休地。写真右後方に映っているのは京都駅前の京都タワー。駅にひじょうに近いことが窺える)  だが、横写真(下写真は同じく問題の駐車場)のように、地上げした前出・写真の駐車場周辺、道路に出る部分の一部が虫食い(未買収。同じく駐車場部分)状態のためどうしようもなかった。  ところが、昨年末から、この(1)物件に関して、「京都市に所有権移転し、駅前再開発することで決まった」という話が関係者の間から聞こえて来ている。 そこでこの土地の一部謄本を上げてみたが、所有権が移転したことは確認できなかった。だが、情報源を辿って行くと、この話、決して眉唾物とも言い切れない。 2005年4月ごろ、一部マスコミの間で東京は「明治神宮外苑再開発構想」が話題になったことがある。“東京最後の大規模未開発地”を有効活用しようということで、最大のネックになっていた明治神宮が神社本庁を離脱した事実が信ぴょう性を高めた。そして実際に、水面下で動いていた(る?)。 その際、明治神宮の離脱の陰にM氏なる人物がいたと一部報道されたが、今回もこの人物が動いた結果、話がまとまったというのだ。 一切、表には出ない人物だが、「いま工事中のJR新宿駅南口の開発でも、彼が骨を折った」との指摘も。 ただし、武富士側の業績への影響として気になるのは、「所有権は移転しても、京都市への“寄付”というかたちで、武富士側には基本的にカネは入らない。税金面での優遇措置はあるが……」との指摘の声も聞こえて来ている事実。…

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