アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

丸山茂樹の黒い交遊関係や問題を放任する奥田碩トヨタ自動車前会長(上)

本紙は4度に渡り、プロゴルファー・丸山茂樹選手の疑惑(暴力団関係者との交際や、所有ゴルフ場を巡る問題)を取り上げて来た。
その丸山選手は2003年からトヨタ自動車と所属契約を結んでいる。推定1年1億円以上と思われる。
そのトヨタ自動車のトップに君臨していた奥田碩氏が会長(日本経団連会長も。06年5月)を退き(06年6月)、(社)「日本ゴルフツアー機構」(JGTO)の理事に就任したのは06年9月のことだった(冒頭写真=「JGTO広報誌「TOURNEWS」06年10月2日号)。
JGTOはプロゴルファー全員が所属。ツアートーナメントのほとんどを主催している。
一方、本紙既報のように、丸山選手の黒い交遊関係など一連の疑惑を記した「内部告発文書」が、JGTOなどに送りつけられたのは07年11月ごろのことだった。
したがって、奥田氏はこの件に真摯に対応する責任があった。
 これだけ聞けば、読者の方は一理事の奥田氏だけの責任を追及するのはいかがなものかと思われるかも知れない。
説明しよう。
奥田氏は確かに肩書きだけ見れば理事の1人に過ぎない。だが、08年3月、トヨタ自動車の子会社社長だった小泉直氏がJGTO会長に就任。それは奥田氏が中心になって画策したことで、JGTOは実質、トヨタ自動車並びに奥田氏(現在もトヨタ自動車取締役相談役)が牛耳っているのだ。
「07年10月、奥田と森喜朗元首相、電通の会長だった成田豊、それにJGTO前会長だった島田幸作らが一同に介したと告発文書に出ていましたが、本当ですよ」(事情通)
ところで、その告発文書を契機に、『フライデー』(08年1月4日号。上写真)が記事に。ここに至り、07年12月下旬、丸山選手はトヨタ自動車東京本社に奥田氏を訪ね謝罪したが、その際、奥田氏はどういう態度を取ったのか。

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