昨日、本紙は東証1部、中小企業向け保証人付きローンの「SFCG」(旧商工ファンド。本社・東京都中央区。下左写真=本社入居ビル。同右=社名プレート)に信用不安説が流れていることを報じたが、その後、今度は大島健伸会長兼社長が重大な決断をしたとの情報が入って来たので、以下、お伝えしておく。
何しろ、SFCGは運転資金などの大半を外資、なかでも破綻した(上左写真=「毎日」9月16日)米証券4位、リーマン・ブラザーズの日本法人「リーマン・ブラザーズ証券」(東京都港区。16日、民事再生法を申請)に最も頼っていたのだから無理もない(07年8月期。短期借入約822億円の内734億円)。
この苦境を反映するようにSFCGの株価は下降の一途。本日終値は6660円(前日比?13・05%)。この1年で5分の1近くにまで暴落している。