アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

共同保有者とつきあい解消? 「春日電機」株を売り払った鹿内宏明J

 9月16日、東証2部上場、電機機器メーカー「春日電機」(本社・東京都三鷹市)は20・38%を保有して筆頭株主だった「グローバックス・ホールディングス」(本社・英国領ヴァージン諸島)が9・55%まで比率を下げ、替わって「アインテスラ」(東京都中央区)が18・27%で筆頭株主になったとのIR情報を出した。
グローバックスの代表は、本紙でも既報のように、フジサンケイグループの3代目議長を務めた鹿内宏明氏の長男・隆一郎氏(上写真=議長職を設けて3代に渡りフジサンケイグループを牛耳った。左・1代目信隆氏。右下・2代目春雄氏。右上・3代目宏明氏)。
替わって筆頭株主になったアインテスラは、この間、グローバックスと共同で春日電機株を3分の1を超える37・61%まで買い占め、これを背景に春日電機創業者一族は追い出され、アインテスラの篠原猛会長が春日電機の社長に就いている。
もっとも、本紙でも既報のように、この篠原会長に関してはいろいろ好ましくない話が流れていて、なぜ、鹿内氏ともあろうものがこんな相手と組むのかと疑問視する声が上がっていた。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧