本紙で過去2度取り上げた、わが国初のアスベスト専用電気炉を用いた溶解による中間・最終処分場を持つ大手処理専門会社「サン・クリーン」(埼玉県久喜市)のこの疑惑につき、動きがあったのでお伝えする。
本紙ではこの動きと並行し、サン・クリーンにアスベスト処理を依頼している(過去も含む)大手企業5社に質問状を出した(冒頭写真。下写真は告発した高橋健一元部長)。
すべて10月6日に出し、1週間以上の余裕を持って回答を求めたが、内3社は何ら回答をして来なかった。内2社は上場しているし、1社も誰もが知る大手建設会社なのに、社会的な責任感が欠場していると言わざるを得ないだろう。事件が弾けた場合、どう取り繕うのだろうか。