アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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安倍昭恵氏が名誉会長を務めるNPO法人理事長に反社疑惑(続き)

 3月28日に報じた記事は大きな反響があった。
夫人の安倍昭恵氏がこのNPO法人「US-Japan LINK」(東京都港区)の名誉会長を務めるだけでなく、前身の活動から20周年の16年12月、現役首相の安倍晋三氏自身も夫人と共にその記念講演会に出て挨拶するほど、「産経」政治部元記者で理事長・田村玲子氏とは親しい。
しかもこのNPO法人、わが国外交・安保問題に特化した団体といえば高尚な感じがしないでもないが、前回記事でも述べたように95年9月、駐留米兵3名が沖縄の小学生を拉致・強姦したがこの3名は日本側に引き渡されず、沖縄県民の間に反基地・反米感情が高まるなか、何より日米安保が大事として、在日米軍と防衛省・自衛隊との一層の交流を深めるために翌年設立された団体。いまの米軍基地辺野古移転強行と通じるものがある。(冒頭写真=10年5月21日、山崎直子宇宙飛行士を囲む懇談会での安倍夫婦と田村理事長=後方左の立っている女性=)
その田村理事長の反社疑惑ももちろんだが、資金難から、東京都に届出をしている住所に事務所は存在しない。これは、特定非営利活動法人の認証取り消し要因にならないのか。
 横に掲げたのは、主たる事務所として届けられている東京都港区南青山3丁目マンション9階の部屋入り口と1階の郵便受け。
この903号室玄関ドアには誰も勝手に入られないように南京錠で施錠され、玄関ブザーを押しても音がそもそもしない。そして郵便受けにはテープが張られ郵便物が入れられないようになっており、人が住んでないのは明らかだ。
それもそのはず。この建物、耐震改修できないということで来年3月一杯までの退去通告が出ており、既に大半の住民が出ていっている。
それにしても、こんなNPO法人の理事にいったい、どんな者が就いているのか。
謄本を取ってみたところ、現在登記に出て来る田村氏以外の5人は以下の各氏。
柳井俊二(元外務事務次官、元駐米大使)、相原宏徳(元三菱商事副社長)、秋山昌廣(元防衛事務次官)、星野俊也(国際連合日本政府代表部大使次席常駐代表)、久保文男(政治評論家。元共同通信論説委員)。
しかし、実はこの内、相原氏、久保両氏はずいぶん前に亡くなっている。これはどういうことなのか。

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