岩手県警は今年3月19日、盛岡市内の企業に対し、東日本大震災の翌12年8月、日本では認められいないが優れた建築工法があり、自分を通せばその工法で被災地に住宅を建てられると騙し、1000万円を詐欺した容疑で大阪市内の自称会社役員、高島貞幹容疑者(78=冒頭写真)を再逮捕していた。
高島容疑者は同じ企業に対し、同じ手口で、同年6月ごろにも1000万円騙し取り、2月28日に1回目の逮捕をされていた(こちらは処分保留に)。
この高島容疑者、本紙が過去、ブルネイ国王の甥っ子と組んで、少なくとも20名以上、総額50億円以上の日本人被害者を出している詐欺疑惑の協力者だとして名指し、写真付きで報じていた「サンライズテック」(大阪市西区)の高島社長と同一人物だった。