アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

社長が詐欺容疑で逮捕されたGPJでも名前が出る「日本アムウェイ」

「日本アムウェイ」(本社・東京都渋谷区=左写真。デヴィッド・D・アサリー社長)ーーいうまでもなく、わが国を代表する連鎖販売取引(マルチ類似商法)の会社である。 本紙・山岡はかつて同社の商法に関して『誰も書かなかったアムウェイ』(写真右)などの告発本を著したところ、出版禁止仮処分、損害賠償請求訴訟などを次々と提起されたものの、山岡側が全面勝訴した。 当時、同社は自社の商法を連鎖販売取引とは認めておらず、したがってそれに見合った書面も交付してなかった。だが、同訴訟では連鎖販売取引であること、そして「マルチ類似商法」と表現していいとの判決が下された。 同社が店頭公開(当時)を自ら取り止めたのは、敗訴からほどない2000年のことだった。 微力ながら、一定の役割を果たしたという思いと、他にも山ほど問題企業、商法などあるため、以降、本紙・山岡は同社については一切言及していない。ところが、 それを逆手に取ってか、最近、「山岡は敗訴したので、以降、記事を書いていないのだ」旨、上級販売員から言われたが本当か? という問い合わせが本紙の元に複数寄せられたのだ。 しかも、先日の記事で少し触れたように、破綻した「近未来通信」の営業でも、同社上級販売員が複数関わっていたという。 国民生活センターの強い指導もあり、2000年ごろは販売員の健全育成にずいぶん取り組むようになった様子だったのだが、いったい、これはどういうことなのか。 本紙はこの10月26日、詐欺罪で秦右時社長が逮捕された投資会社「GPJ」について報じているが、ここでもやはり日本アムウェイの上級販売員が関与していたという。 「アムウェイで一儲けし、さらにGPJの場合は、組織の下の販売員に投資させ、紹介料をかなり取っていた上級販売員が複数いました。 証拠は挙げればいくらでもあります。GPJの幹部のなかには、実際、日本アムウェイの上級販売員が複数いましたから。GPJが営業に利用したクルーズのビデオに写っていた方のかなりが両方を兼務していたのが何よりの証拠です。アムウェイ側も危機感を募らせ、彼らの事情聴取を行っているはずです」(情報提供者) 確かに、以前取材した際にも、アムウェイの販売員のなかには、他社の生命保険、化粧品販売、他のマルチ類似商法、さらに結婚相談所紹介などを兼務している者が多かった。 兼務すればするほど、確かに売り上げは伸び、利益も増えるから当然といえば当選かも知れない。だが、同社も兼業禁止のはずだし、商品が競合する場合、結局、アムウェイ商品の品質がいいというのはあくまで建前で、実際は商品はアリバイに過ぎず、ネットワーク作り=人狩りが最大の旨みである悪徳マルチと本質は何ら変わらないことを自ら白状していることになりはしないのか。 健全営業強化の徹底が望まれる。…

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