アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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過去最高!100億円関税逃れ裏ポーク事件逮捕者に、安倍首相地元献金企業幹部も

昨16日、輸入豚肉にかかる「差額関税制度」を悪用し、不正に関税を免れた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は大手食肉卸会社「協畜」(愛媛県四国中央市)の前社長曽我部登容疑者(52)等5名を関税法違反(脱税)の疑いで逮捕したのはご存じの通り。 その5名のなかに、安倍首相の地元・山口県下関市の食肉輸入会社の東京支店長も入っていた。 「協畜」は2つの不正な輸入ルートを確立し、デンマークから豚肉を不正輸入していたが、その1ルートで不正に仲介をしていたのが安倍首相に献金している地元企業だった。 その企業とは「山水物産」(図の黄色部分)で、逮捕されたのは石谷嘉英(46)容疑者。 (冒頭新聞記事は逮捕予定を報じる「毎日新聞」11月15日夕刊。下図は翌16日「日経」記事より本日正午前に追加転載) 山水物産は下関市の有力企業。 関門海峡を望む市内高台には、社長の豪邸が建っている。 2005年6月、ツアー初優勝を飾ったプロゴルフの広田悟選手は同社所属。また、同社はカナダに豚肉加工を手がける合弁会社を持っている。 社長は在日韓国人で、今回、書類上、韓国や台湾の企業を経由して輸入したように仮装していたが、そうした企業の仲介をした疑いもある。 本紙の手元にある「政治資金報告書」によれば、この山水物産は2000年、2001年、2002年と毎年のように50万円を安倍首相の地元事務所も兼ねる自民党山口県第4選挙区支部に献金している。 同じく、同支部への地元献金企業、海産物輸入販売会社「松岡」も、ギニア産などの冷凍ダコを、関税がかからないようにモーリタニア産と偽って税関に申告し、約1200万円を脱税したとして2003年2月起訴されている。さらに、地元献金企業、運送会社「洛友商事」も2003年11月、法人税約1億円を脱税したとして起訴されている。 もっとも、今回は幹部が逮捕され、しかも史上最高の脱税額。 同社は安倍首相サイドに裏献金を長年やって来ていたとの情報もあるだけに、三菱商事の官製談合疑惑以上に、安倍首相絡みのスキャンダルに発展する可能性もある。…

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