アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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イーホームズ・藤田社長の「国策捜査」批判――次の一手は、ヒューザー・小嶋元社長公判で弁護側証人出廷へ(証拠調べ請求書転載)

  民間の指定検査機関「イーホームズ」の藤田東吾社長は10月18日、有罪判決(執行猶予)を受けたものの、罪を問われた架空増資と耐震偽装との関連は認められなかったことで、「国策捜査」でスケープゴートにされたとの主張を積極的に展開しているのは本紙でも既報の通り。 マンション販売会社「アパグループ」の2物件が耐震偽装と公表したのもその一環だ。 そして、来る11月20日(月)には、「ヒューザー」元社長・小嶋進氏(写真左)の公判(詐欺罪で)に小嶋氏側証人として出廷予定であることが判明した。 小嶋氏が詐欺罪に問われている対象は、ヒューザーが施工し、元一級建築士・姉歯秀次被告(建築基準法違反)が構造計算書を偽造した「グランドステージ藤沢」のマンション(写真右)の一部を、耐震不足と知りながら販売し、代金約4億1400万円を受け取ったとされる件。そして、同マンションの検査確認はイーホームズがやり、検察側は詐欺罪に問う販売日前日、ヒューザーとイーホームズ側が打ち合わせをしており、その席で、藤田氏から小嶋氏に「G藤沢」は構造計算書改ざん物件の一つであると具体的に告げられていたと主張している。 (証拠調べ請求書は以下に)   ところが、藤田氏は、自分は検察側に物件名を告げておらず、それにも拘わらず、自分の調書にその旨の記述があるのは、検察側が不当な誘導を行って「虚偽」の調書を作成した結果で、それにも拘わらず、この証拠を小嶋氏の公判で用いるのは、「多くの公務員が、国民の命と財産の犠牲の上に、癒着業者との権益を擁護するため、または自らが作り出した(認定認定プログラム)制度の欠陥を隠蔽する国家犯罪」であり、検察側もそれをわかっていながら、その意向に沿った「国策捜査」を行っていると言わざるを得ず、「裁判の公正を回復する」ために証人に立つというのだ。 もっとも、11月15日午後2時時点で、裁判所からは藤田氏を証人と認めたとの通知はないという。 「私を、小嶋さんの主任弁護人の安田(好弘)弁護士が証人として証拠調べを請求したのは11月13日と、つい最近のことなのでまだ返事がないだけですよ。認めないかも知れない? そんなはずないし、万一、その場合でも、私は当日、法廷に出向き、再度、安田弁護士から裁判長に証人として認めるように頼んでもらいます。それでも認められなければ、裁判所も『国策捜査』に協力しているということになり、そのこと自体が事件でしょう。大手マスコミにはもう期待していませんが、あなたは是非ともそうなったら報道してください」 藤田氏は、本誌・山岡の質問にはこう答えた。 一方、すでに書籍の原稿も書き上げており、来年2月までには出版予定だという。 「出すのは大手ですが、公表するといろいろ支障があるのでまだ言えません。初版2万部? いえ、もっと出ると思いますけど」(藤田氏) 首相官邸に出向いての直訴は門前払いされ、大手マスコミでもほとんど無視されているが、思った以上に藤田氏は意気軒高だった。…

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