アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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イーホームズ・藤田社長の「国策捜査」批判――次の一手は、ヒューザー・小嶋元社長公判で弁護側証人出廷へ(証拠調べ請求書転載)

  民間の指定検査機関「イーホームズ」の藤田東吾社長は10月18日、有罪判決(執行猶予)を受けたものの、罪を問われた架空増資と耐震偽装との関連は認められなかったことで、「国策捜査」でスケープゴートにされたとの主張を積極的に展開しているのは本紙でも既報の通り。
マンション販売会社「アパグループ」の2物件が耐震偽装と公表したのもその一環だ。
そして、来る11月20日(月)には、「ヒューザー」元社長・小嶋進氏(写真左)の公判(詐欺罪で)に小嶋氏側証人として出廷予定であることが判明した。
小嶋氏が詐欺罪に問われている対象は、ヒューザーが施工し、元一級建築士・姉歯秀次被告(建築基準法違反)が構造計算書を偽造した「グランドステージ藤沢」のマンション(写真右)の一部を、耐震不足と知りながら販売し、代金約4億1400万円を受け取ったとされる件。そして、同マンションの検査確認はイーホームズがやり、検察側は詐欺罪に問う販売日前日、ヒューザーとイーホームズ側が打ち合わせをしており、その席で、藤田氏から小嶋氏に「G藤沢」は構造計算書改ざん物件の一つであると具体的に告げられていたと主張している。
(証拠調べ請求書は以下に)

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