アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ライブドア事件のカギを握るとも言われる香港人脈が関わる、「アドテックス」マネーロンダリング疑惑が新たに浮上

  例のライブドア事件で一時、堀江貴文被告等が香港やスイスに隠し口座を持っているのではないかと話題になった際、それに関係している可能性があるとして何人かの香港やマカオに人脈を持つ者の名前が上がったことがある。具体的には井筒大輔、 川上八巳、 榎本大輔などだ。 今回、アドテックス絡みで名前が出ているのはこの3名ほど有名ではないが、やはり関係が取り立たされていたT氏。本紙でも、過去、若干触れたことがある。  そのT氏、「アバカス・エンターテイメント・ホールディングス・リミテッド」という香港に本店を置く会社の日本法人(ただし、登記場所は英国ケイマン諸島=冒頭写真)代表をかつて務めており(現在は閉鎖)、本社の第3者割当増資を日本で募った。 その投資を巡って、投資家から訴えられたのだが(ただし、高裁判決まで下りており、1、2審ともT市側が勝訴している)、その訴訟のなかで「アドテックス」の名前が飛び出した。 その関連資料(写真左)のように、アドテックスは2002年7月、アバカス社の第3者割当増資を引き受け、3・6%の株主になっている。その投資額は約3億円(香港HSBC口座に入金)にもなる。 そこで原告側はその事実を、アドテックスの保全管財人に問い合わせたが、そうした出資資料はないとの回答が返って来たというのだ。確かに,同社の当時のIR情報を見てもそれに関すると思われる記述はない。 ただし、同期時、同社はスイス・フラン建転換社債型新株予約権付社債を発行し、スイスの銀行に約48億円を集めている(予定額)のも気になるところ。 なお、同訴訟では、T氏が2005年2月、マザーズ上場「アドバックス」の第3者割当増資を引き受けていた事実も明らかになっている。この時の引受手「二十一世紀ワイズ」は同氏が大株主とのことだ。 ちなみに、この増資時、社長だった斎藤大氏はこの11月30日、東証1部「シルバー精工」社長に就任することが決まっている(写真右)。…

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