今週発売の写真週刊誌『フラッシュ』が、興味深い記事を掲載している(3頁)。
麻生太郎首相といえば漫画好きで、東京・秋葉原での人気が一時注目を浴びたが、その人気は作られたものではないか、という問題提起をしているからだ。
というのは、インターネット上の「ニコニコ動画」という動画配信サイトは約1000万人の会員がおり、かなりの影響力を持つとされるが、そこで「麻生自民党チャンネル」なる、麻生首相をヨイショする番組(冒頭写真)が配信されているし、今年9月の自民党総裁選前には麻生氏支持率実に80%とする自民党総裁選アンケート調査結果が発表されたりしたが、このニコ動の運営会社や関連会社に麻生氏の親族が関係しているからだ。
ニコ動を運営しているのは、東証1部の着メロ等携帯向け音楽配信主力の「ドワンゴ」(東京都中央区。「エイベックス・グループ・ホールディングス」が20・11%保有する関係会社)。