アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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いよいよカウントダウン――あの鮎川純太氏の「日本産業ホールディングス」

 アンビシャス上場、旧日産コンツエルン御曹司の鮎川純太氏(冒頭写真)がいまも取締役会長、そして鮎川氏が代表を務める「日産興業」が親会社の「日本産業ホールディングス」(本社・東京都渋谷区)は、いよいよ上場廃止のカウントダウンが始まっている。
9月30日、「債務超過」の猶予期間入り。同日、内部統制監査報告書に関し、監査法人が「監査意見不表明」としたことが明らかに。さらに11月29日、証券取引等監視委員会から金融庁設置法第20条第1項の規程に基づき、150万円の課徴金納付命令を出される有様だ。
本紙の日本産業に関する最新記事は今年8月22日。その後の9月29日開催の定時株主総会で、鮎川氏は代表取締役社長から取締役会長に異動したものの、同社の苦境はまさにこれまで代表取締役として同社を指揮して来た鮎川氏に最大の問題があるわけで、取締役会長に異動したからといってその責任が軽くなるわけもない。

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