アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(718)「『ラジオNIKKEI』は“はめ込み”の道具!?」

 株式投資家の中には「ラジオNIKKEI」をお聞きになっている方も多いことだろう。特に専門家が取り上げる注目株に関しては放送後、チョウチン買いが膨らみ株価が飛ぶことも多々ある。
筆者はこれ自体は仕方ないことだと理解している。株式投資は自己責任の大原則がある。多くの視聴者が同時に買えば株価がぶっ飛ぶのは当然のことだ。とりわけ人気がある専門家は毎週木曜日の早見雄二郎氏で、人気評論家が注目した銘柄に飛びつくのは自然なことだからだ。勝率も良いようだ。かつては「大京」の空売りで一世を風靡をしただけのことはあり、筆者は大いに評価し尊敬している。
しかし、その一方で、表向きは立派な肩書でやっているものの、一般視聴者を“はめ込み”の対象としか思っていないのではないかと思わずにはいられない専門家もいる。
アクセスジャーナル本編で3月14日、SESCから勧告をO受けた「FIP投資顧問」が取り上げられていた。同社は「株プロフェット」というサイトを運営しているが、そのトップページ(冒頭写真)を見ると、元SBI証券アナリスト・藤本誠之氏の「ラジオNIKKEI」番組のスポンサーとある。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧