本日、大手マスコミの一部が、関係者の話でわかったとして報じている。(冒頭写真=期待のバイオ燃料になると商品化を謳い、株価材料に散々利用され、社名にもなっているソルガムという植物)
それによれば、当時、ジャスダックに上場していた「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」と、同社の前代表取締役(50)ら3人を、証券取引等監視委員会(SESC)は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で東京地検に告発するそうだ。
その具体的な容疑は、昨年5月、SESCがソルガムとその関係先に強制調査に入った際、本紙が報じていた通り、17年3月期の有価証券報告書において、上場廃止を回避するため、営業キャッシュフローは本当は赤字なのに、融資元から借りた資金を、メキシコにおけるスーパーソルガム種子販売の「前受金」と偽って計上するなどして黒字に見せかけたというもの。