アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<お知らせ>対「ポスト加計」疑惑=国際医療福祉大訴訟、3月20日午後1時半より証人尋問

明後日(3月20日水曜日)午後1時半から、東京地裁で、本紙と本紙・編集長の山岡個人が、「国際医療福祉大学」(栃木県太田原市)と高木邦格理事長に提訴された民事訴訟の証人尋問がある。(冒頭写真=国際医療福祉大医学部の初めての入学式で、安倍首相のビデオメッセージが流れた) この訴訟、2つの記事が名誉毀損に当たるとされ、総額5670万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求められたもの。 記事の1つは、東芝病院の売却につき国際医療福祉大学も動いていたというもの(国際医療福祉大学側は動いていない、したがって、買収した場合、数年後に同病院不動産を売却する計画もないと主張)。もう1つは国際医療福祉大学の医学部新設が認められたことにつき、「加計学園」と同じ構造で政治家も動いた可能性があるというもの(国際医療福祉大学は正規の手続きで問題なく認められ、むろん政治家の関与もないと主張)。 「加計学園」の獣医学部同様、こちらの医学部新設も、安倍首相をトップに頂く内閣府国家戦略特別区域を使い、千葉県成田市に実に33年ぶりに例外的に認められた(加計における獣医学部同様、日本医師会も医者が余るので医学部新設は必要ないと反対していた)。民主党(当時)も加計学園と同じ構造の疑惑があると見て調査するとしていたし、一部大手マスコミも同じ視点から記事を出していた。 本紙既報のように、裁判所は、本紙側が「ポスト加計」を証明する上で重要な成田市職員の採用を決めた。しかしながら、同職員は日程調整がつかないとして拒否。結果、証人尋問は東芝病院の記事の方のネタ元と、本紙・山岡の2人だけとなった。 法廷は東京地裁民事419号。 午後1時半からまず阿部氏(主尋問20分本、反対尋問20分、裁判官10分)、続いて本紙・山岡(同時間)の順。…

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