旧「グッドウィル・グループ」(GWG)による「クリスタル」買収で闇に消えた約380億円の内、公認会計士・中澤秀夫氏が得た分は約180億円と見られる。
この件で、脱税の疑いが強まったとして、東京国税局が昨年10月、所得税法違反(脱税)容疑で強制捜査(査察)に着手したことは本紙でも既報だが、関係者の証言などから、先週、大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」(東京都港区)を、その反面調査で国税職員が訪ね、関係資料を押収していたことがわかった。
中澤氏は約180億円の内、約120億円を複数の会社に投資、そのなかの1社が東邦グローバルだった。
(冒頭写真=「読売」1月26日)