3月12日、千葉県警は肝臓病治療薬「ラエンネック」を許可なく販売目的で保管していたとして日本人3名、中国人2名を医薬品医療機器法違反(無許可販売目的貯蔵)容疑で逮捕すると共に、横流ししていたと思われる「野田中央病院」(千葉県野田市。医療法人社団「喜晴会」運営)などを捜索した。
そして13日には、野田中央病院の理事長で医師の八木禧徳容疑者を逮捕したことは大手マスコミ既報の通り。
もっとも、この報道を見ただけでは、なぜ「ラエンネック」を横流しするのかよくわらかない。
本紙は15年11月、中国人富裕層が肌が白くなる、シワが薄くなると、その副作用効果に注目し需要が生じ、密売グループが高値で密売(本来は処方箋がいる。つまり、病院での受診が必要だが)していると報じていた。