アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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中国人、プラセンタ注射液「爆買い」の闇

 10月26日、東京・六本木のクリニック医師が、向精神薬「マジンドール」を中国人に転売していたとして、麻取が麻薬取締法違反容疑で逮捕したことが報道されている(冒頭写真=「毎日」10月17日記事)
だが、この記事、肝心の部分が抜けている。
本来は高度肥満症患者の食欲抑制剤として使用される医薬品が、単なるやせ薬と別の目的のために需要があり、それは金儲けになるとみた者が、本来は医師が診療し適用患者のみに処方できるところ、大量に製薬会社から“在庫”として購入し、処方箋のない金持ちの中国人向けに違法に転売をしていたという背景あってのことと思われる点だ。
その背景からいえば、いま、もっと人気で市場規模が大きいと見られるのはやせ薬としてではなく、肌が白くなる、シワが薄くなるなどの美容効果を期待してのプラセンタ注射液だろう。

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