アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

名誉毀損訴訟で、自ら永田議員にメールを提供したと認めていたフリーライター。代理人はあの“有名弁護士”

本紙は今年10月2日、「あの永田メール問題のフリーライターが、名誉毀損で次々提訴」なる記事を報じている。 その一つ、『アサ芸』(写真左=訴えられた4月13日号)を訴えた訴訟の詳細が明らかになったので、以下、報告する。 訴状等によれば、原告はあのフリーライターだけでなく、彼が代表を務め、永田寿康議員(当時)を表紙に登場させていた雑誌(写真右)を発行していた会社との1個人1企業。 前者は3300万円、後者は2200万円の計5500万円を請求。それに、『アサ芸』誌上に1頁全面を使って「謝罪文」を掲載することを要求している。 提訴日は今年6月29日。 もっとも、名誉毀損の対象箇所に、『アサ芸』が、永田議員に問題のメールを提供した人物=フリーライターであることを大前提にしていることは入っていない。 そうではなく、『アサ芸』記事は大きく、?フリーライターと暴力団関係者との緊密ぶり、?フリーライターはこれまで多くの詐欺的行為をして来た、としてそれぞれ複数の具体的例を挙げているが、その大半が虚偽だと主張している。 ●原告代理人はあの有名弁護士 そして、その結果、原告になっている企業はまったく営業ができなくなり、また暴力団との虚偽の関係を書かれたため、建設中の自宅の住宅ローンの融資を止められたり、取引していた証券会社の口座を止められるなどの現実的被害を被っただけでなく、これら報道でフリーライター自身、深く傷つき、PTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかってしまったと主張している。 ところで、特に注目されるのは、まず訴状の中で自身、こう認めていることだ。 「原告は原告会社の代表取締役であり、2006年2月16日に疎外・永田元議員が国会の場において公開した疎外・堀江貴文が自民党幹事長・武部勤の次男に3000万円の送金を指示したとされるメール文書を提供した者である」 一方、このフリーライターの代理人弁護士を知り、本紙は少なからず驚いた。何と、弘中惇一郎弁護士だったのだ。 2005年4月8日、本紙は「グローバリー管理ポスト入りで問われるCM役・野口みずき金メダリストと元人権派弁護士」なる記事を書き、弘中氏を取り上げている。 「グローバリー」は先物大手で上場していたが、問題を起こした挙げ句、上場取消になっている。 また、本紙・山岡が当事者だったサラ金大手「武富士」との関係において、弘中弁護士は故・武井保雄・武士富元会長個人の弁護人、そして山岡の書いた記事に対し、武富士が嫌がらせ訴訟(後、自ら取り下げ、言論封じ込めのためにあえて提訴したと武富士は認め、「謝罪文」を掲載した)を起こした際の弁護人もしていた。 特に武井元会長の刑事裁判における最終弁論では、弘中弁護士は、盗聴被害者で告訴人である本紙・山岡が書いていた武富士批判の記事は、ライバル関係だったサラ金大手「レイク」元会長の指示の下、株価操作の目的で書いたと何ら証拠もなく決めつけ、盗聴行為については、それによる再度の株価暴落を防ぐための「緊急避難」だったから罪に問われないと主張。その余りのデタラメぶりに、東京地裁で彼を見つけた山岡は、「いくら戦略とはいえ、余りにやりすぎではないですか」、「風説の流布がデタラメであることは、先生が一番良く知っているでしょう」と詰め寄ったのだが、彼は目を逸らし、無言であった。…

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