アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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当事者幹部が証言――「ソフトバンク」携帯電話契約純増1位の裏に「寝かせ」疑惑(1)

 ソフトバンクモバイルが好調だ。
5月12日に発表された、同社のこの4月の携帯電話契約の純増数(新規契約から解約分を引いた数字)は10万5400件。これで、同社の純増1位は、実に24カ月連続となった。
なお、この4月の純増2位はイー・モバイル(10万2800件)。以下、NTTドコモ(8万9300件)、KDDI(au。5万7500件)だった。
だが、このソフトバンクモバイルの絶好調ぶりについては、以前から、「寝かせ」行為との関係が囁かれていた。
ソフトバンクモバイルなどの携帯電話会社は、販売代理店を通じて契約の多くを獲得している。そのため、販売代理店に多額の“奨励金”を支払っているが、それ欲しさに、代理店のなかには、実際には使われないのに名義だけ借りて契約したように見せかけるなどの架空契約を多数行うところが存在し、それをこう呼ぶのだ。
本紙はこの間、この疑惑を追い続けて来たが、ついにその全体像を知る幹部に接触することができた。
以下は、その幹部をインタビューしたものだ。一言でいえば、想像を超える寝かせが発生しているというのだ。
まずはともかく、そのインタビューを数回に渡ってお伝えしよう。
(冒頭写真=ソフトバンク率いる孫正義社長)

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