本紙は4月20日、「宝田陽平の兜町アンダーワールド」なる連載221回目において、この2年、ソフトバンクモバイルの携帯電話新規契約獲得数が首位と好調だが、それにはカラクリがあるとの説が浮上していることをお伝えした。もちろん、単なる噂レベルの話ではないので取り上げたわけだが、そのカラクリの全貌がいよいよ明らかになって来たので、現状で可能な範囲で公表しよう。
このカラクリ、ソフトバンク側が考えたのではない。別の上場企業で、そういう点ではソフトバンク側は少なくとも当初は被害者だったと思われる。
(冒頭写真=孫正義ソフトバンク社長と同社の韓国人向け携帯電話広告)