アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「東邦グローバル」絡みで、脅迫事件浮上か

 大証2部の「東邦グローバルアソシエイツ」(東京都港区)といえば、同社の増資を巡って闇世界の住人などが介入した“危ない上場企業”の典型だが、そのなかに、人材派遣最大手だった「クリスタル」買収仲介で巨額の手数料を得た公認会計士・中澤秀夫氏もおり、いま当局が捜査を進めているのは本紙でも既報の通り。
今回、浮上して来ている脅迫事件とは、この中澤氏とかつてファンド運営会社「コリシアンパートナーズ」(東京都港区)でパートナーだった鬼頭和孝氏が、被害者だとして告訴した案件なのだ。
周知のように、中澤氏は東邦グローバルに、「トップ・ギア・インベストメント・リミテッド」(香港)なるダミー会社を通じて投資した。大量保有報告書によれば、いま現在も同社は新株予約権を52.8%(ただし潜在的に=権利行使した場合)保有している(ごく一部転換しており、「四季報」09年2集によれば2.2%の6位株主)。

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