アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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不可解な「光通信」の「SBR」との業務提携基本合意締結の裏側

 6月24日、中小企業からホスティング受託のジャスダック上場「SBR」(旧テレウェイヴ。齋藤真織社長=冒頭左写真。本社・東京都港区)は、「光通信」(重田康光会長=同右写真。東京都豊島区)と業務提携に関する基本合意を締結することをSBR取締役会で決議したと発表した。光通信から総額5億円の借り入れを受ける予定ともいう。
これが好感した結果だろう、SBRの株価は翌25日始値2540円だったところ、本日終値は3840円で、3営業日で50%以上上がっている。
だが、この業務提携話、まだSBRが一方的に発表しているだけとはいえ不可解と言わざるを得ない。
それはそうだろう。本紙でも既報のように、5月11日、SBRの金融サービス事業部において架空計上や多額の不良債権隠蔽等の不正が発覚し、一挙に業績は悪化予想に。しかも、この真相究明のために設けられた外部調査委員会はまだ中間報告を出しているだけで、最終報告は出てないのだ。
つまり、今後、まだ損失は拡大する懸念もあるなか、なぜ、光通信はこんな会社と業務提携し、しかも5億円もの資金まで貸してやるのだろうか。
そのSBRの中間報告(6月19日付)によれば、本紙がいち早く指摘した

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