本紙でも既報の、塩田大介(冒頭写真)に対する、菊次達朗ら3人(ただし逮捕されているのは菊次1人だけ)による傷害事件の、塩田大介の証人尋問が去る6月18日に東京地裁であった(平成26年刑わ第648号)。
菊次は「水源地詐欺」事件の主犯で、すでに懲役10年の実刑判決を受け服役中。一方の塩田も、かつては「芸能界のタニマチ」などと注目を浴びたものの、すでに競売妨害事件で実刑(1年4月)が確定しやはり服役中の身。どちらも刑務所からやって来るという異例の公判となった。
塩田主張によれば、この傷害事件、思っていた以上に酷く、そして執拗なものだった。菊次は、塩田がイカサマカジノに誘い、多額の借金を負わせたのがトラブルの元と主張しているようだが、塩田はどんな認識なのか?
以下、塩田の証人尋問での主要と思われる主張を一部要約したものだ。